転貸借、同一需給圏とは?

転貸借とは?

転貸借というのは、
賃借人Bが、賃貸人Aから借りた物を
第三者Cに又貸しすることをいいます。

 

賃借人Bが第三者Cに転貸するためには、
賃貸人Aの承諾が必要になります。

賃貸人Aの承諾を得ないで転貸した場合は?

賃貸人Aの承諾を得ないで転貸すると、
賃貸人Aは目的物の所有権に基づいて
第三者Cにその引渡しを求めることができます。

 

また、賃借人Bに対しては
賃貸借契約を解除することができます。

 

ただし、特に家屋等の場合には、
転貸が賃貸人Aに対して
背信行為にならない特段の事由があるときは、
解除できないと解されています。

借地の場合の転貸借は?

借地の場合には、賃貸人Aが転貸を承諾しないときは、
裁判所が承諾に代わる許可を
与えることができるとされています。

 

なお、賃貸人Aの承諾を得た転貸では、
賃貸人Aは第三者Cに対しても、
直接賃料の請求をすることができることになります。

 

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同一需給圏とは?

同一需給圏というのは、一般的には、
対象不動産と代替関係が成立して、

 

その価格の形成について
相互に影響を及ぼすような関係にある
他の不動産の存在する圏域のことをいいます。

同一需給圏の範囲は?

同一需給圏の具体的な範囲というのは、
不動産の種別によって広狭様々です。

 

一般的には、近隣地域と
同一需給圏内に存する類似地域というのは、
隣接すると否とにかかわらず、

 

その地域要因の類似性に基づいて、
それぞれの地域の構成分子である不動産相互の間に、
代替や競争等の関係が成立し、
相互に影響を及ぼすものをいいます。

鑑定評価方式の適用における同一需給圏は?

鑑定評価方式の適用の際には、
近隣地域のみではなく、
同一需給圏内の類似地域内の不動産に係る事例資料
も活用すべきであるとされています。

 

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