法地(のりち)、法定地上権とは?

法地(のりち)とは?

法地というのは、
法面(のりめん)ともいいます。

 

法地は、実際に宅地として
使用できない斜面部分を指します。

法地ができるのは?

法地は、自然の地形によるもののほか、
傾斜地の造成に当たって、
土崩れを防止するためにつくられる場合があります。

法地の不動産の表示は?

不動産の表示に関する公正競争規約では、
法地も傾斜地に含まれます。

 

なので、一定割合以上の傾斜地を含む場合には、
その面積を表示しなければならないことになります。

 

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法定地上権とは?

法定地上権というのは、
不動産の競売が行われた場合に、
法律によって設定されたとみなされる
地上権のことをいいます。

 

ちなみに、地上権というのは、
本来は契約によって設定されるものですので、
この法定地上権はその例外ということになります。

法定地上権が認められる理由は?

同一所有者に属する土地や、
その上にある建物の一方について抵当権が設定され、
それが実行された場合には、

 

建物はその存立根拠を失ってしまいますので、
建物のために地上権が設定されたもの
とみなされるのです(民法338条)。

 

なお、民事執行法においても、
強制競売について同様の定めをしています。

判例上は?

判例では、
土地、建物の双方に抵当権が設定された場合にも、
上記民法338条の類推適用を認めています。

 

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